kvm

概要 [#w17c9757]

デフォルトではcacheは「none」になっております。

「writeback」だとKVMのライブマイグレーションが実行できないためだと考えられますが、ライブマイグレーションを実施しないか、サーバー停止してのマイグレーションは実施可能なため、複数台での構成時の影響が少ない仮想マシンに関しては「writeback」にすることも一つの手法です。

変更手順 [#n6d55312]

 # virsh
 virsh # shutdown 仮想マシンId	<--仮想マシンでacpidが稼働している場合のみ有効
 virsh # list --all				<--対象仮想マシンがシャットオフであることを確認
 virsh # edit 仮想マシン名		<--xmlファイルの編集
 <disk type='file' device='disk'>
   <driver name='qemu' type='raw' cache='none'/>
 
 ↓cacheの箇所を「none」から「writeback」へ変更
 
 <disk type='file' device='disk'>
   <driver name='qemu' type='raw' cache='writeback'/>
 
 virsh # define /etc/define/qemu/仮想マシン名.xml <--xmlファイルを再定義
 virsh # start 仮想マシン名						 <--仮想マシンを起動