kvm


概要

デフォルトではcacheは「none」になっております。
「writeback」だとKVMのライブマイグレーションが実行できないためだと考えられますが、ライブマイグレーションを実施しないか、サーバー停止してのマイグレーションは実施可能なため、複数台での構成時の影響が少ない仮想マシンに関しては「writeback」にすることも一つの手法です。

変更手順

# virsh
virsh # shutdown 仮想マシンId	<--仮想マシンでacpidが稼働している場合のみ有効
virsh # list --all				<--対象仮想マシンがシャットオフであることを確認
virsh # edit 仮想マシン名		<--xmlファイルの編集
<disk type='file' device='disk'>
  <driver name='qemu' type='raw' cache='none'/>

↓cacheの箇所を「none」から「writeback」へ変更

<disk type='file' device='disk'>
  <driver name='qemu' type='raw' cache='writeback'/>

virsh # define /etc/define/qemu/仮想マシン名.xml <--xmlファイルを再定義
virsh # start 仮想マシン名						 <--仮想マシンを起動

トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2022-06-30 (木) 01:40:11